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「ホウ・レン・ソウ」と声高に言う上司にイエローカード

社会人なら「ホウ・レン・ソウ」ができて当たり前、確かにそうですよね。

でも、チームのリーダーが声高に「ホウ・レン・ソウをちゃんとしろ!」と言っているチームはもしかしたら黄色信号かもしれませんよ。

「ホウ・レン・ソウ」はとても基本的なことですが、なかなかできている人や組織は少ないのではないでしょうか?

それはなぜなのでしょうか?

まずは、基本として「ホウ・レン・ソウ」は何かを見てみましょう。

「ホウ・レン・ソウ(報連相)」とは

報告、連絡、相談の頭文字を取ったものですね。

基本的なビジネスコミュニケーションスキルとされていて、ビジネスだけでなく日常生活でも似たようなことを聞くかもしれませんね。

報告(ホウ)とは

誰かの指示によって行っている作業の進み具合などを「報告」することです。

  • どこまで進んだのか?
  • 期限があれば間に合うのか、間に合わないのか?
  • なにか問題や想定外のことが起きていないか?

などがあると思います。

定期的なミーティングや日報などで報告している人もいるかもしれませんね。

上司から資料作成などの指示があった場合、進み具合はどのくらいか?間に合うのか?など報告をしなくてはなりませんね。

連絡(レン)とは

連絡とは、自分の状況や持っている情報を他の人に伝えることです。

  • 体調が悪いから休みたい
  • お客様との打ち合わせの日程を関係者に知らせる
  • トラブルが発生した

連絡は、他人に何かを伝えるという点では「報告」と似ているかもしれません。

報告は、指示や頼まれたことに対して、状況を伝える意味合いが強いのですが、

連絡は、一方的に関係者に伝えることが多いかもしれません。

相談(ソウ)とは

文字通り、誰かに相談することです。

ビジネスの場面では、単に相談するというよりも、相談の結果で何かを決定する(行動する)ということですね。

報告や連絡は、なんとなくやらなくちゃいけない、という感じがありますが、

(悪い報告や連絡については、なかなか腰が重くなってしまいますね)

この「相談」は、するかしないかはあなたの気持ち一つということもあったりしませんか?

すこしでも億劫な気持ちがあると、相談も後回しになったりするかもしれません。

「ホウ・レン・ソウ」の始まりとは

ところで、このビジネスパーソンにとってあまりにも常識とされる「ホウ・レン・ソウ」とはいつ始まったのでしょうか?

これは、1982年頃に、山種証券(現・SMBCフレンド証券)の山崎富治社長が発案して、社内で「ほうれんそう運動」を始めたのがキッカケだといわれています。

多くの人が誤解しているようですが、「ホウ・レン・ソウ」は部下の一方的な努力目標ではないのです

そもそもの山崎富治社長の思いは、管理職にとって「イヤな情報や喜ばしくないデータ」が部下から報告されないことを懸念して、下からの意見をいかに吸い上げてみんなが働きやすい職場を作るためにどうすべきかと考えて、至ったのが「ほうれんそう運動」なのです。

「ホウ・レン・ソウ」のできていない組織とは

「ホウ・レン・ソウ」とは、風通しのよい働きやすい職場を作るためのキーワードなのです。

「報連相をしっかりせい」「ホウ・レン・ソウがなっていない!」と、もし上司が言うのであれば、それは風通しの良い信頼感で結ばれた暖かい関係が築けていない組織であることを明言していることになります

それは、上司として「組織づくりの仕事がきちんとできていない」と自ら公言しているようなものです。

風通しの良い組織とは、情報の流れは部下から上司に一方的なものとは限りません。上司のもつ情報も積極的に示されて、組織全体として一丸と動いていけるのではないでしょうか?

もし、あなたが誰かの上に立つ立場で、「ホウ・レン・ソウ」をきちんとしてもらえずに悩んでいるでしたら、風通しの良い信頼関係に満ちた組織づくりを目指せているかを問いかけてみるのも良いかもしれませんね。

風通しの良い組織と言えば、「Googleが発見したチームパフォーマンスを上げる方法」という記事が役に立つと思いますよ。

まとめ

  • 「ホウ・レン・ソウ」は、1982年頃に、山種証券(現・SMBCフレンド証券)の山崎富治社長が発案して始めたとされる
  • もともとは部下がいろんな情報を言いやすい雰囲気を作って、都合の悪い情報でも積極的に収集したい、という意味があった
  • 「ホウ・レン・ソウ」ができていない組織と公言することは、風通しの良い組織ではないことの表れなので対処することが必要である

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