大空を飛んでいく飛行機。
眺めているとあの飛行に乗ってどこまでも行きたくなります。
飛行機ってなんか見ているだけでワクワクしませんか?空高く飛んでいる飛行機を見つけるといつまでも見ていたい気分になります。
さて、そんなワクワクとは裏腹に、なにか新しいことを始めたい!って思っているのに、周りに相談するとあまり歓迎されず悶々としてる人に贈る言葉です。
「新しいことをしたいんだけど」の答えの基本的に「No」
家族や友達、周りの人に「新しいことをしたいんだけど」と相談すると、本人の真剣度が大きな思い切った決断ほど「No」が突き付けられるのではないでしょうか?
たとえば、仕事を変えたい(辞めたい)、地方や海外に行きたい、などのライフスタイルを大きく変えるような決断だと、ほとんどの場合に思いとどまるように説得されるのではないでしょうか?
反対される理由は様々と思います
- 成功するとは思えない、あなたの将来が心配だ
- 失敗したら大変だ、あなたを傷つけたくない
- 成功されたら悔しいので反対してやる
本当にあなたのことを心配している場合もあるでしょうし、悲しいかな足を引っ張ってやれという妬みもあるでしょう。
まずは、自分自身の声を正しく聞くことが大切ですね。
本当にそのことをやりたいと思っているのか?誰かの言葉を鵜呑みにしているだけではない?
自分の伸びしろも含めてやれる自信はあるのか?
タイミングは今なのか?
その上で本当にやりたいと思ったことに対しては、周りの人に相談をしてみたり説得を試みることが大切だと思います。
反対されるのが分かっているから誰にも相談しないというのは、できればやらないほうが良いですし、もったいないと思いますね。
なぜ周りの人に相談したほうが良いの?
反対されると思いきや、大賛成で送り出してくれることも往々にしてあったりします。
その人は本心では色々と言いたいのかもしれませんが、あなたの真摯な態度を事前に察知して賛成してくれるているのかもしれません。
また、あなたと同じ意見でやるべきだと思っていたかもしれません。
反対されると思い込んでいて、話してみると意外にすんなりいく場合もあったりします。
とは言え、やはり反対されることのほうが圧倒的に多いのではないでしょうか?
そんな時は対話をして、双方で思いを深めていくしかありませんね。
少なくともあなたから対話の扉は閉ざさずに、自分の思いと客観的な事実を織り交ぜながら説得をしていきましょう。
そうすることであなた自身の思いも深まるはずです。
やはりその「新しい事」をやらなくてはいけないと確信することになったり、あなた自身の本当にやりたいことではなかったと気づくこともあったりします。
飛行機は向かい風で離陸する
飛行機って離陸の時は、敢えて向かい風に突っ込んでいって離陸するのです、知っていました?
追い風を受けてグングンと上っていく、そんなイメージを持っていましたが逆なんですね。
ほどよい向かい風を翼に受けることで、より短時間でより高く上昇することが出来るそうです。
追い風の場合はどうなるのでしょうか?一見有利に見えますが、上昇するのに必要以上に長い時間を要して燃料を無駄にすることになり、時には失速することもあるみたいです。
この話を聞いたときに、まさに何かを始めようとしている状況に似ていると思いました。
周りに反対されているのを切り開いていくほうが、実はうまくいく場合が多いのではないのか?
反対される状況から逃げずに克服する姿は、まさに飛行機が離陸して高く上昇している姿に似ているのではないか?
反対されていることへの反骨精神で何かしろと言っているのではありませんが、少しぐらいの反対はむしろ歓迎すべきではないでしょうか?
いろんな意見を言ってくれる周りの方に応える形で、
あなた自身の気持ちが確信に変わったり
準備を周到に行うことが出来たり
もっと冷静に状況を分析出来たり
「ほどよい向かい風ならむしろ望むところ、グングンと上って行ってやるぜ」と思えたら素晴らしいかもしれませんね。
でも、暴風雨の中を無理やり進んでいくのはやめましょう。
やはりタイミングは重要です、周りが反対の嵐であなた自身が少しも収められないようでは、次の機会をうかがうのも大切な決断かもしれません。
まとめ
あなた自身がやりたいことを見つけたけど、周りに反対されてくじけそうになっていたら、
「向かい風だからこそより高く離陸できる」とつぶやきながら、周りの方と対話してみましょう。
離陸して水平飛行に移るころには、反対していた人達が一番の理解者になっているかもしれませんよ。
結構そんなもんです。