でモチベーションが上がらない理由をポストしました。
今度は、具体的に自分のモチベーションを上げて人生のギアも上げていく方法を紹介します。
引き続き自分の経験や周りの意見を参考してまとめてみました。
もちろん、他にもいろいろな方法があると思いますので、自分のやり方を見つけてモチベーションを上げて取り組めるようになるといいですね。
目 次
ゴールを明確にしてチェックポイントも作ろう
「モチベーションがなかなか上がらない7つの理由」にも「動機が見当たらない」とモチベーションが上がらないという意見がありました。
動機が見当たらないのは、なぜそこに行かなくてはならないのか?分からないということです。
動機があいまいな場合には、そもそもゴールや途中の道筋が分かっていない場合が多いです。
まずはゴールとそこまでの道筋を確認しましょう。
ゴールとそこまでの道筋を確認する際に気をつけることは、ゴールまでの道のりを描くことに時間を費やしすぎることです。ゴールまでの計画をたてる時に気をつけたいのは、
- 途中で計画は変わるものと割り切る。完璧な計画作りにこだわり過ぎない。
- 計画を作りはスタートラインに立っただけ。計画をつくると「やった気」になりますが、実際は何も進んでいません。手を動かすのはこれからですよ。
- 計画を変更できますか?手をかけた計画に愛着がわいてしまい、計画を守ることが正義みたいでは本末転倒になってしまいます。実態と計画がずれた時に柔軟に対応できますか?
全体の計画はザックリとしたもので構いません。現時点で分かっているゴールの情報と、途中のチェックポイント、すぐ出来ることを確認してみましょう。
すぐ出来ることについては、出来るだけ具体的にやることと期限を細かく設定して「やりますリスト」を作りましょう。
自分にご褒美を上げる
ザックリした計画と「やりますリスト」を自分がすぐに見えるところに貼りましょう。
他人にも見えるところに貼るかはあなた次第です。他人にも見えるようにして宣言した方が、計画倒れが少ないかもしれませんね。
あまりにも個人的なゴール(3か月後に5kgやせるとか)なら隠した方が良いかもしれません。
無駄な干渉を受けたくないのであれば、他人には見せないか、見せる人を絞るのもアリだと思います。
「やりますリスト」を完成させたら自分にあげるご褒美を考えましょう。チェックポイントやゴール達成のご褒美も同時に考えてみましょう。
毎日、「やりますリスト」と計画を確認する時に、同時に自分へのご褒美も確認してモチベーションをアップさせましょう。いつしか、ご褒美を目的としなくても、達成したタスクのリストを消していくこと自体がモチベーションにつながってくるでしょう。
「とりあえず5分間だけ」頑張る
めんどくさいとか、取り掛かってしまったら他のことが出来なくなるとか、上手くいくか自信がない・・・、いろんな言い訳で伸ばし伸ばししていることはありませんか?
まずは、5分間だけ手を付けてみましょう。
おすすめなのは、5分間やってみたら手を止めてみることです。
このまま続けたほうが良いか、やっぱりやめたほうが良いか、自分自身に聞いてみましょう。
やめたほうが良ければ、無理せずにもう少し寝かしておくことも必要かもしれません。状況が許せば、まだ取り掛かるタイミングではないのでそのまま放っておきましょう。
あれこれ考えるよりもやってみると意外にすんなりいくこともあります。
何かを転がす時に一番力が必要なのは、最初なのです。
だから、なかなか取りかかれないのですが、一度転がり出すとスイスイ行くなんて経験はないですか?
自動車のセルモーターのようにガソリンエンジンを点火させるための装置、ロケットの第一段目のブースターのように、まずはスタートダッシュでモチベーションを上げてみましょう。
「締め切り効果」で自分を追い詰める
少し強引ですが、ギリギリまで何もしないで自分を追い詰めるのもモチベーションを一気に高める方法の一つです。
ただし、締め切りを守れない、品質が悪くなる、他に優先すべきことができなくなる、短期決戦でヘトヘトになる、などのデメリットには気をつけましょう。
ギリギリのスケジュールで臨んだつもりが、結局は締め切りを守れない事態になることは避けたいですね。
また、締め切りを守ることだけで精一杯になってしまい肝心の品質が悪ければ元も子もありません。
スケジュールに余裕がないので、他のことが割り込んできたら二進も三進もいかなくなってしまって周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。
実際の締め切りに対してギリギリのスケジュールを立ててしまうと、このようにいろいろと問題があるので、バーチャルの締め切りを作って締め切り効果を利用しましょう。
バーチャルの締め切りだからと思ってしまうと締め切り効果を発揮することはできません。
スケジュール表への記載は、自分自身も錯覚するぐらいの工夫をしてみましょう。
「締め切り効果」はあくまで短期決戦の作戦です。続けて何度も使ったり、長いスパンの出来事に使うことはやめましょう。心だけが焦って疲労してしまうだけなので気を付けましょう。
習慣化する
モチベーションが高くないと取り組めない、そう思っているのであれば、いっそモチベーションのことは考えないで取り組むのはどうでしょうか?
メールの処理が山積みになっているのであれば、メールを集中的に処理する時間を決めて取り組む。
逆に、メールや電話には反応しないで集中して取り組む時間を作る、場合によっては会議室や別室にこもるのもアリでしょうね。
こまごまとしたことを後でやろうと優先順位を下げているだけだと、いつまでたっても手付かずなんてことになりかねません。
モチベーションが上がりにくいことを片付ける時間を決めておけば、モチベーションが高いとか関係なく手を付けることが出来ますね。
自分のルーチンを作ってみる
ルーチンと言えば、現役時代のイチロー選手のバッターボックスでの一連の動作や、ラグビーの五郎丸選手のキックの前の指を合わせるポーズなどいろいろありますね。
これと同じように、何か自分のルーチン(大事なことを行う前に行う決めた一連の動作など)を作ってみましょう。
- 気分を上げるためにお気に入りの歌を聞く
- 机の上のものをいったん全てしまって、必要なもののだけを取り出す
- お気に入りの紅茶を入れる
ルーチン自体に何の意味もなくて良いのですが、決めたルーチンは絶対に守りましょう。
そしてルーチンを行っている時から戦闘モードです、静かにしかし真剣にルーチンを行って取り掛かりましょう。
いろいろ試行錯誤で自分なりのルーチンを作ってみてはいかがでしょうか?
集中して作業に取り組むルーチン、大切なプレゼンに臨むルーチン、新しいお客さんと話すときのルーチンなど、ここぞというシチュエーション別に作ってみましょうね。
「自分は必ずできる」と自己暗示をかける
「自分は必ずできる」と思って取り組みましょう!
自分自身が自分の一番の応援団です。
応援団はその人以上に信じて応援するものです。
時には根拠のない自信も必要な時があります。根拠がないどころか、今まできちんと準備を行ってきたなら、なおさらです。
「失敗したらどうしよう」ではモチベーションは全く上がりません。
「自分は必ずできる」とイメージしましょう。
具体的には、前を向いて(少し上向きぐらいがちょうどいい)少し遠くを見つめましょう。
下ばかり見ていては、できるものもできなくなってしまいますよ。
ゲーム感覚で取り組む
どんなに大切なことでも、現代の日本では失敗したからと言って命まで取られることはそうそうないはずです(たぶん)。
ふざけてやれという意味ではありませんが、ゲーム感覚で取り組むことでモチベーションを上げていくことが出来るかもしれません。
どんなゲームが良いですか?ロールプレイングゲームですか?それともアクションゲーム?どのようなゲームと思うかは、ご自分の好きなゲームで良いと思います。
少しずつ攻略してボスを倒すのか、何かを連続で成功させるのか、レベルアップしながらゲーム感覚で取り組むこともモチベーションを上げるのに役に立ちます。
ゴールやチェックポイントを明確にできているのであれば、ゲームとして取り組むことも容易ですね。
きっと、ゲームだと思って取り組んで達成した時には、本当にレベルアップしているはずです。
やらない選択肢も検討する
何をどう頑張ってもモチベーションが上がらない、取り組むことが出来ないことももちろんあると思います。
本当にあなたがやらなくてはいけないのでしょうか?
やらない選択肢を検討するのも、もちろん一つの選択肢です。
真剣に考えた結果であれば、「モチベーションが上がらないので取り組まない」ことは、「モチベーションを上げて取り組む」という選択と同じくらい意味があると思います。
もちろん、取り組むことで得られる経験値については、残念ながら別の機会でゲットすることになりますが。
どうにも進めない時には、「三十六計逃げるに如かず」もアリです。
まとめ
周りの人に聞いてみると、モチベーションを上げる方法も人それぞれですね。
これならば「絶対にモチベーションが上がる」なんて方法はないかもしれない、というのが本音の感想です。
モチベーションアップの方法は、人によっても場面ごとに違うようです。
昔の自分ではモチベーションがアップした方法でも、今ではうまくいかないなんて意見もありました。
他人の意見を参考にすることはできますが、自分のその時々にあった方法を手探りするしかなさそうですね。
あまり気負いせずに少しゆとりを持てる環境でないとなかなかモチベーションも上がらないのでは?という意見に賛成ですね。
自分のルーチンを作る時に、あまり意味のない所作を取り入れてそれを真剣にルーチンとして取り組む、という意見を熱弁する友人の真剣さに笑ってしまいました。