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「ピンクの象を想像しないで」脳は否定を想像できない 声掛けするときは気を付けよう!!

「ピンクの象を決して想像しないでください」

でも、あなたは思わず「ピンクの象」を思い浮かべたことでしょう。

人の脳の不思議

人の脳は、肯定と否定を自由自在に操ることができません。

ピンクの象を・・・(何だっけ)

あっ、想像してはダメなんだっけ。

この瞬間にあなたの頭の中には、ピンクの象が現れているはずです。

ここで「〜するな」と言われても、頭の中では想像してしまっているのです。

なかには、こうした脳の特性を悪用(!)して人を騙すような人もいるようです。
(それほど効き目があるということ)

ポジティブな声掛けとは?

一方で、幼児教育や人材育成などの面で、この脳の仕組みをポジティブに活かすこともできます。

よくない声掛けの例

たとえば、子供にジュースの入ったコップを運ばせるときに、
「ジュースをこぼさないようにね!」とお願いしたとします。

その子の脳には、ジュースをこぼしたときのイメージが浮かんでしまいます。

脳はイメージしたものを具現化しやすくなります。

仮に、毎日毎日、同じように
「ジュースをこぼさないようにね!」と言い続けたとします。


コップを運ぶたびに、その子はジュースをこぼす様子を思い浮かべることになります。

そして、実際にこぼしまくるでしょう(笑)

笑い事ではありません。

恐ろしい話です……。

良い声掛けの例

では、ジュースを入ったコップを運ばせるときに、何と言えばいいのでしょうか。

「カッコよく運ぼうね!」
「いつもうまく運べるねー」
「スムーズに運べてスゴいね!」
……などであればOKです。

カッコよく運ぶイメージが、脳に刷り込まれるからです。こぼす確率も低くなります。

まとめ

あなたは、自分の子どもに
あるいは、自分の部下に
どういう言葉をかけていますか?

子どもや部下が、ミスばかりするのは、
もしかしたら、あなたの声がけの影響かもしれません。

どうせかけるなら、いいイメージを抱く言葉をかけるようにしましょう。

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